「線状降水帯」集中豪雨予測で災害への備え 身を守るポイントは?

健康

「線状降水帯」とは?

発達した雨雲が次々と列をなして発生して、数時間にわたって
ほぼ同じ場所を通過、停滞することで作り出される雨域のことです。

土砂災害や低い土地の浸水などの災害を発生させるような集中豪雨を
作り出します。

「線状降水帯」という言葉は,2014年8月の広島県 での大雨以降
頻繁に使われるようになったようです。

「線状降水帯」発生の予測はできるの?

今年6月に気象庁のスーパーコンピューターが更新されました。
集中豪雨などの予測精度を大幅に向上できる仕組みが
来年夏に導入される予定です。
スーパーコンピューターの更新は6年ぶりで
予測精度向上の仕組みが高度化されます。

担当者によると
「更新により顕著な現象の予測精度を飛躍的に向上できる。
今できないことも、将来はできるようになるかもしれない」
(産経ニュースより引用)

「線状降水帯」発生による過去の災害


九州北部豪雨 被災地のドローン映像を公開 国土地理院

2013年8月の秋 田・岩手県の大雨

2015年北関東の大洪水

2014年8月の広島県の大雨

2017年7月の九州北部豪雨

土砂災害から身を守るためのポイント

平成29年の各地の土砂災害発生件数

資料 国土交通省より引用

土砂災害から身を守るために知っておきたい3つのポイントとして
政府が示しています。

(1)住んでいる場所が「土砂災害警戒区域」の確認
(2)雨が降り出したら土砂災害警戒情報に注意する
(3)土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難する

市町村が作成する土砂災害ハザードマップを利用して
避難場所や避難経路を確認でおくことが大事です。

土砂災害の前兆の特徴は?

がけ崩れの前兆現象
* がけにひび割れができる
* 小石がパラパラと落ちてくる
* がけから水が湧き出る
* 湧き水が止まる・濁る
* 地鳴りがする

地すべりの前兆現象
* 地面がひび割れ・陥没
* がけや斜面から水が噴き出す
* 井戸や沢の水が濁る
* 地鳴り・山鳴りがする
* 樹木が傾く
* 亀裂や段差が発生

土石流の前兆現象
* 山鳴りがする
* 急に川の水が濁り、流木が混ざり始める
* 腐った土の匂いがする
* 降雨が続くのに川の水位が下がる
* 立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる

土石流の被害を経験

私も集中豪雨による土石流の被害を経験したことがあります。

「パン」

という音とともに土砂が崩れ落ちてきて、
目の前で隣の車が土石流とともに転がっていきました。

一瞬の出来事で、最初は何が起きたか理解できませんでした。

家の周りは水没し、交通手段は寸断、身動きの取れない生活が始まりました。
被災者用のお弁当で、やっと生活出来ました。

避難生活で環境が変わったため、亡くなられたおばあちゃんや、
自殺された方もいました。

復興までには数年かかり、
その間、多くのボランティアの方々の協力をいただきました。

日本人にとって一番身近な災害は水害と土砂災害だそうです。

6月は「土砂災害防止月間」なので、お住まいの地域の危険な場所を確認したり、
避難場所までの経路の確認をしてみてはいかかでしょうか?

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